みどりのヘッドフォン

女子アイドルを応援する25歳OLの話

人生初の握手会に行った話

人生で初めて「女子アイドルの握手会」に行ってきました。
参加したのはJuice=Juice 10th CDシングル発売記念<個別握手会> 5月19日第13部です。
握手したのは植村あかりちゃんです。

正直、私は2年ほど前まで女子アイドルどころかデビュー組ジャニーズのメンバーすら怪しかったです。
そんな私が何故握手会に参加する決意をしたかは割愛しますが、
今回の握手会は、応援しているアイドルに生で会えて声を聞けて思いを伝えられた感動と同じくらい、参加前(特に会場入り直前)の不安がありました。

参加するって決めて握手券買っちゃったけど、どうしよう…😦と思うくらい、流れも雰囲気も何も分かりませんでした。

もちろん、握手を終え、胸の高鳴りを処理するために飯田橋から神保町まで歩いた今の私なら、参加して良かったと断言できます。

ただしそれは終わったからこそ言えることです。
そして、新規が飛び込むのに勇気がいる状況って、すごくもったいないと思うんです。
特に、今回はシングルに付属する個別握手会だったので2周して2000円。安い。安すぎる。

というわけで、このブログは「女子アイドルを応援してるけど握手会に行くのはちょっと怖いし不安」という人が、少しでも安心して参加できるように、飛び込む勇気が出ますようにと願って書きます。
非常に長い前置きでしたね、すみません。
それでは書いていきます!


1.握手券をゲットしよう
まずは握手券を手に入れないとはじまりません。
販促イベントとして、シングルやアルバムに付属して販売されることが多いと思います。お目当ての子の券をゲットしましょう。
個人的にはfortunemusicは敷居が高く感じるので、普通のCDショップで買いました…まあこれは人それぞれなので…

握手券をゲットしたら、わくわくしながら当日を待ちましょう!


2.会場入りまで
握手券に、参加者の受付時間が書いてあるのでそれを目安に会場に向かいます。
今回は16時50分受付開始で、私がついたのは16時半くらいかな。
会場の大きさや、正直なところ人気度により混雑具合は違うと思います。
でも、ちゃんと受付時間中に並べば問題ないので、あまり早く着きすぎても暇になっちゃうな、と思いました。

私の参加した会だけかもしれませんが、Juice=Juiceはモー娘。や乃木坂に比べてファンの年齢層が高く、女子率が低い気がしました。
ファンのおじさまたちは楽しそうにぐへぐへとお話してたので、お友達と一緒にいけば待ち時間が長くても楽しいですね!私は1人でしたけど!(((o(*゚∀゚*)o)))

受付時間間近になると、係のお兄さんが「Juice=Juice握手会 13部受付時間になります~~」みたいなことを叫んでくれます。
なので、会場近くをうろうろして、声を聞いたら並べばOKだと思います。
心細ければ、係のお兄さんに待機場所や開始時間を確認しましょう。(意外と)優しく教えてくれます。

待機列にならび、会場の準備が整うとドアが開きます。
入り口で握手券をチェックされるので、手元に持っておきましょう。
私はこの時点で緊張しすぎて握りしめたため、券がくしゃくしゃになりました。


3.握手直前まで
会場内に入ると、個人ごとにブースが別れていました。
ファンが並ぶところと、アイドルと握手するところの間に仕切りのパーティションがあるので、まじで全く見えません。

とりあえずキョロキョロして、あかりちゃんのブースを見つけて並びます。
この時点で13部のあかりちゃんブース3人目でした。

並んだ列の横の長机に①②③とかかれたカゴがあります。
前のファンが①、②にそれぞれ手荷物を入れているのを見て、なるほど…と思い、私も③に荷物を入れます。

次に、先頭から順に金属探知機を当てられます。
このあたりまでは私も平然としていました。

すると、他のブースは準備が終わったのか話し声が聞こえ始めます。
ここでやっと、今見えていないパーティションの向こうにJuice=Juiceのメンバーがいるという事実に気付きます(遅い)
我ながら意味不明なんですが、握手会に来ておいて、隣から話し声が聞こえたときが一番現実を認識できましたね…ほんと意味分かんないんですけど…

そうして私が一人パニックに陥った頃、あかりちゃんのブースにも動きがあります。
握手前に手のひらを見せるのですが、慌てていた私は係のお兄さんの目の前に手をかざし、すごい圧をかけながらチェックを強要してしまいました。
ほんとは軽く見せる程度みたいなので、慌てない方がいいですよ。
顔の前に手をかざされたお兄さんはさぞ怖かったことと思います。申し訳ないです。


4.握手しちゃう①
パーティションの出口側から前のファンが退出し、いよいよ私の番です。
入口側から入り、あかりちゃんと目が合った瞬間から記憶が曖昧ですが、なんとか思い出して書いてみます。

まずは会話から。
私「アッ…アッ…」
👸『わ~(手を振ってくれる)』
私「アッ…あの…こんにちは…」
👸『こんにちは~』
私「アッ…あの…握手会はじめてで…」
👸『ん~?今日はじめて? あっ、手首細~い』
係のお兄さん『そろそろお時間でーーーす!!!!』
私「(さらに焦る)アッ…えっと…今まで行けなかったけど今度ライブ行ってみたいと思ってて…」
👸『(手首にぎにぎしてる)ほんとー?嬉しい!』
係のお兄さん『お時間でーーーす!!!!』
私「お、応援してます…アッ…あの…えっと…」
係のお兄さん『お時間でーーーす!!!!』

~終了~

こんな感じで1周目、私の人生初握手は終わりました。
はちゃめちゃにどもってたせいで恐らくその場にいた全員をいらつかせたと思いますが、あかりちゃんの可愛さに気をとられて申し訳なく思う隙もありませんでした。

もう、まず、顔が小さく体が華奢で、目が合った瞬間に目が大きい~と思ってから他の記憶が一切ないです。
せっかくなら衣装も見ようと思ってたのに、あとから「白っぽい衣装…あれがSEXYSEXYの衣装なんだ…きっと…たぶん…」というくらい、全てを顔の可愛さに持って行かれました。
さすがあかりちゃん。

出口まで歩いて行くと、受付時間終了まで3分だったのでそのまま2周目のために入口に向かいます。


5.握手しちゃう②
入口で握手券を見せるのを忘れたため、係のお兄さんにわりと強めに止められます。
申し訳ありませんでした。謝りつつ見せたら入れてくれました。ありがとうございます。

前回の反省を活かし、落ち着いて喋るため、そしてあかりちゃんの手がすべすべで柔らかくて気持ちよかったため、直前になってハンドクリームを塗ることを思い付きます。
ちょうど壁際で話し込むファンたちがいたため、一緒になって立ってハンドクリーム出していたら、
立ち止まらず早くブースに並べと係のお兄さんから強めの注意がありました。申し訳ありませんでした。
会場に入ったらすぐ並ぶっぽいです。まあ、いつまでも壁際に立ってたら不審だし邪魔だしそりゃそうですよね。


このとき、あかりちゃんブースには8名ほど並んでおり、私の後ろにも3人くらい並んでました。
今回はキョロキョロすることなく荷物をカゴに置き、金属探知機を当てられます。
いよいよ2周目です。

私「アッ…こんにちは…」
👸『あ~☺(手を振る)』
私「アッあの、私、武道館ライブの映像見て、あかりちゃんが可愛くて、すごい好きになって」
👸『えっ』
私「それで、それでファンになって」
👸『え、私?私を見て?』
私「そう、それで、ライブにも行ってみたくて」
👸『嬉しい!』
係のお兄さん『お時間でーーーす!!!!』
私「アッ…あの、大好きです応援してます」
係のお兄さん『お時間でーーーす!!!!』
👸『ありがとう-!』

~終了~

2周目は、「KEEP ON 上昇志向 2017武道館ライブver」の話をしようと思っていたので、前回よりはどもらず話せました。
が、自分が半泣きで一方的に喋る謎時間になってしまいました。

並んでいる間聞こえた、みんなが和気あいあいと話してるのとギャップが👼
本来はファンとアイドルがコミュニケーションをとる明るい場なんですよね。反省。
そして肝心の好きになったきっかけの曲について話せていないことに気付いた瞬間、飯田橋駅前のセブンイレブンで崩れ落ちました。
でも、とても楽しかったのでまた行こうと思います!


★おわりに
今回、握手会に行くと決めるのも、実際に握手する直前までも、正直とても不安でした。
でも、実際に会える機会ってなかなかないし、女子アイドルなんていつ卒業するか引退するか分からないし、悔いが残る前に会いに行く機会としてシングル販促イベントはすごくおすすめです!


突然自分語りをはじめますが、私はJuice=Juiceの他にも、モーニング娘。乃木坂46が好きです。
乃木坂46橋本奈々未ちゃんが引退したとき、生駒里奈ちゃんが卒業したとき、もっと前から握手会に行けばよかったと思いました。
次回がラスト握手会です!なんて言われても、予定が合わないことばかりです。後悔しました。

SMAPが解散した時代です。好きなアイドルが、いつまでもアイドルでいてくれる保障なんてどこにもありません。

モー娘。のライブには数回行きました。
推しである尾形春水ちゃんを1番近くで見たのはアリーナ12列目です。
十分近く、とてもとても幸せな時間でした。
ただ、会って直接思いを伝える機会を使えないまま、彼女は卒業・引退してしまいます。それが心残りです。あのとき握手会やチェキ会に行けば良かったと、今でもそう思うし、きっとこれからも思います。

だから、今応援しているアイドルがいるのなら、ちょっと不安でも恥ずかしくても会いに行くべきだと思います。
握手会の右も左も分からない私でも、とっても楽しかったです。
少しでも多くの人が、素敵な機会を逃さずに勇気を持って飛び込めますように!

おしまい